(五)
京→米沢(元治元年冬)
拝啓
於幸様には如何お過ごしに候や。
京では田舎汁粉を善哉というのです。善哉はお送り出来ませんが、「大納言」という菓子をお送りいたします。
御身体ご自愛下さいませ。
水上の鴨のうき寝のうきながら波の枕にみゆき待つらむ
癸亥晩冬 定敬
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注:
【田舎汁粉】…小豆の姿をしたまま煮崩れたものを汁粉として食べるものを関東では田舎汁粉、関西では善哉。
【大納言】・・・丹波産の小豆を砂糖で煮詰め、寒天で固めて作った京菓子。
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