第十二・十三話〜ドラッグ・パラドキシア di narcotrafficante〜あとがき
これは「らぶすとーりー」なんですよ。と言ったら、全国の皆さんに石を投げられるでしょうね(笑)。
一応、それぞれの思い方には様々な形があるという事で、@少女の大人の男に対する憧憬と、A相対する立場に置かれた男女のちぐはぐな思い(高次精神的)と、B精神的にも肉体的にも成人した若い男女の形(非常に本能的・肉体的)と、C男同士の思い(ホ●じゃなくて)と、D失った者を思い続ける愛情の形、E変態的な思いと、F年下の男が年上の女(に憧れる様、の形を対比して散りばめて見ました。@とF、AとB、DとEは対極同士か。
どっちつかずな気もしますが、所詮は「情緒」を重んじている作風ではないので悪しからず。
一つのポイントですが。
第三章〜第四章にかけて、靴にかかわる遣り取りが出て来ます。
「バカバカしい事書いて、また笑いを取ろうと思ってるな?」
と、お思いの方。あなたはある意味大正解なのですが、それだけじゃああーりませんよ。
日本人は、人前で靴を脱ぐということに抵抗を感じないと思いますが(私はわりと感じますが。その、自宅でもないところで脱いで下さい、といわれると)、ところがどっこい。欧米人は、そういう習慣がないので、日本に来てまずそれがドキドキするようですよ。
というのも、靴を脱ぐ=ぱんつを脱ぐようなもの。
「女の子が、人前で靴をかぽかぽさせて揺らしたらあきまへん。それは『えっちしたい』のサインでっせ」
と昔、外人さんに言われて、げげーなるほどー、と思いましたね。
という訳で、もう一度本編を読んで頂くと、お分かりかと(笑)。何故、靴にこだわるか脚(足)にこだわるかということですね。
もうひとつのポイント。
「同じ意味の言葉が二回」。
ジン・スティンガーが自分のパウダーガンの事を、
「だけど、この銃がオレの運命を変えた事だけは確かだ」
と言い、ミスティ・サファイアが、
「過去に私の人生を変えたものがあるとすれば、それは男でも学問でもない。パウダーガンよ」と言う。
或いはジョー・クリサンスマムがスタンレーに言った「同じ穴の狢」と、ジャファル・アル・ハラーンが考えた「同じ穴の狢」。
これらの言葉はなんなんでしょうね。何かの符丁ですか。まあ、そんなところです。(自問自答)
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