あとがき

 近藤勇の首の行方はよくわからないそうだ。中村彰彦氏の『新選組全史(上下)』(角川文庫)を読んで、収録されている逸話を元に考えたのがこの話である。終章の「明治を生きた新選組隊士」というところで言及されている。
 詳しくは其方を読まれることをお奨めしたい。
 私自身は、何で岡崎に近藤勇の首塚があるのか不思議でならなかった。慰霊碑や墓というならまだ納得出来る。
 しかし「首塚」なのである。どう考えても不自然ではないか。しかし、その謎は謎のまま、こういう逸話があってもいいのではないかと考えてみた。
 新選組隊士であられた鈴木勘助(寿一)氏には、なんだかあまりよくないイメージで描いてしまって申し訳ないのだが、対する斎藤もちょっとお間抜けな感じに書いたのでおあいこということで。


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