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| PRINCIPLE(趣旨) |
ようこそお越しくださいました、BAR MIKI店主のじゃぽん太です。
「BAR」はイタリアでカフェとバーの一体型店舗のようなものです。昔は純粋にエスプレッソだけだったのが、近年は昼間はカフェ、夜はアルコールを出すようになったというような感じですね。
「MIKI」は「御酒」「神酒」「造酒」とも書きます。
日本酒はまだまだ「オヤジくさい飲み物」というイメージが拭い切れまん。
が、一方梅酒が「プラム・リキュール」として海外に喜ばれ、日本酒が「SAKI」と呼ばれてハリウッドセレブ達に愛飲される、日本酒に関する名誉ソムリエ的な呼称が我々をさしおいて外国の方々に贈与されるという現状。
「いったい日本酒は誰のもの?どの民族のもの?」
本家本元ががんばらなくては意味が無いと思って一念発起、日本酒の勉強をしたのがはじまりです。
その過程で気付いたのが、それまでさまざまの酒と食文化のマリアージュを通して、
「ワインにはボジョレーのような屋外で飲めるパーティ的なものがある。ビールはビヤガーデンはおろか、本場では水代わりに飲んでるにもかかわらず、日本酒は花見こそあれ、午後マダム達がカフェで一杯、というような文化がない」
ことに気付きました。
また、日本酒業界では発泡酒や低アルコール酒などの新商品が開発されているにもかかわらず、実際それほど浸透しておらず、「とりあえずぽん酒!」というのもありません。
経緯は長いので割愛させて頂きますが、
「日本酒のアレンジメント性の高さと米の甘さ、旨みを生かした味わいとスイーツのマッチングを広めたい」
と考えて活動をはじめました。
いつか、街行く美しいお嬢さんがたが、
「いつものカフェで一杯RIZa(岩手県の蔵元「あさ開」の発泡酒)飲んでかない?」
「梅酒バーでお茶しようよ」
という会話をなさる日がこないものかな……というのが、私のささやかな夢です。
さて。当「BAR MIKI」店主の心得です。
「飲酒十徳」は、
一、禮を正し
二、労をいとひ
三、憂を忘れ
四、鬱をひらき
五、気をめぐらし
六、病をさけ
七、毒を解し
八、人と親しみ
九、縁をむすび
十、人寿を延ぶ
室町時代に書かれた『酒餅論』および『百家説林』に見える「武士の酒の十徳」を、江戸時代中期に活躍した画家・文人柳沢淇園(やなぎさわ きえん。または唐風に柳里恭(りゅうりきょう)とも)がまとめたものですが、私はこれに「教養を深める」という意味で、
十一、識を深める
を足して飲酒十一徳としたいと思います。
お酒は食全般も含めて民族、地方の文化です。日本酒がかつては神に捧げる「清らかな食べ物(斎食=さけ)」であったように、ワインやウイスキーなども民族の信仰、文化の只中から発達しました。さまざまなお酒を知るということは、さまざまな民族の文化を知るということです。
まさ、お酒のひとしずくには、日本酒なら米の、ワインならブドウの命が宿っています。それらの農作物を育ててくれた方々、製造にかかわった方々のかけがえのない力が注がれています。無駄には出来ませんね。
ということで、当サイトでの出来れば控えて頂きたい事項。
一、やけ酒
二、度を越した飲酒
三、飲酒の強制
四、飲みきれないで残った酒を捨てる
五、飲んだら車の運転はダメ。一滴でもダメ。自転車(軽車両)もダメですよ。
それでは、楽しみながらお酒を学び、味わいましょう。(店主)
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