サ行

サフィール家I【団体】
スペイン・カルタヘナの旧い名門。十五世紀の王国建国時代から続くと言われるが、十八世紀以降零落の一途を辿っていた。二十二世紀になって、ヴァティカンによるディアスポラ統治のお膳立てに加わったことで、今日の政治的地位を確立した。

シクトゥス十三世 SIKTUS ]V【人名】
第103代ローマ・カトリック教皇。本名エウジェニオ・キアラモンティ。
イタリア系。30代前半。男。
大叔父に
マッフェオ・キアラモンティ大司教(故人)がいる。僅か17歳で教皇に任ぜられた。生来病弱の為、公には殆ど姿を現さず執務のみ執り行なう。素顔を知る者は、腹心の僅かな人間のみであるという、謎の多い人物。→第7・8

ジャック・フィリップ・ブールヴァルド JACK PHILLIP BOULVARD【人名】(故人)
生物遺伝子工学者。アーチの父親。東洋哲学者ガブリエル・ブールヴァルドの息子。享年55歳。
元・ユーロ総合科学研究所に所属していたが、本部解体によりヴァティカン科学省に招聘される。遺伝子操作によるタンパク質解明、クローン開発、人造人間の研究に於いては、世界一と謳われた。「再生促進型強化人間」であるレミンカイネンの開発に携わったが、科学撤廃主義との対立により、研究は結果を見ないうちに封鎖された。
父親ガブリエル・ブールヴァルドとの確執があったらしく、その辺りが
アーチの人格形成の深層に影響を与えているようだ。
風貌はやや厳つい感じの男前で、四度の離婚・死別経験者。
アーチとその妹ディアーヌは、二度目の妻との間の子供。
アーチ
が14歳の時、故郷ヴェネツィアで死亡。その死の不自然さに関しては、当時学界で議論を呼んだ。
→第5・6話、第14話

ジャバー・ウォック JABBER WOCK【人名】
賞金稼ぎ
ジンのパウダーガンの師匠。元は《称号》を持っていたらしいが、さる事情により返還或いは剥奪されたと考えられる。
ジンが14歳の時に行方不明となる。現在消息は不明。
→第3・4話

ジャン・カルロ・クロウ JAN CARLO CROW【人名】
クロウ家の実質的権力者。トリルビーの父親であり、先代ボナンザの養子。
オールバックの軽薄なプレイボーイ風中年だが、やる事は犯罪まがい。医者や科学を信用しない呪術家を名乗り、実際は早くから《烏鴉王》の存在を知っていたが、息子殺しの我欲に妄執する
→第1・2話

ジュラルミンケース【持ち物】
アーチが持っている医者の七つ道具入れ。縦45×横65×厚さ15センチ。中身は、触診用道具一式(聴診器など)、旧式手術道具一式、手術用携帯無菌シート、組み立て式超小型電子顕微鏡、バーナー、薬剤(テトラサイクリンなど)、救急用の包帯・テープ等(タンポンも持ってるらしい)、注射器一式、点滴道具一式、各試薬など。簡単な手術なら、野外でも出来る程度に装備されている。23世紀ではやや時代遅れな感じのするものも多いが、軍医の経験を生かしたサヴァイヴァルな仕様になっている。

ジョー・クリサンスマム JOE CHRYSANTHMUM【人名】
ヴァティカン異端審問官。巡回神父。通り名は《スロッピー・ジョー》
本名:ジョゼフ・クロスフォード。

アイルランド系。36歳。男。
身長:182p 体重:75s 髪:グレイ 瞳:スカイブルー
《銃王。愛銃は《パイソン・ブラザーサン》。元テロリストの一員で、爆弾製造に関わっていた。大学時代は化学専攻という似つかわしくないことをやっていた。過去の遺恨からテロリスト《BBW》のリーダーで宿敵のグラッド・アイ(イアン・マッカルパイン)を追っていた。神父になった理由はその辺りにある。異名の通り、ファスト・ドロウの名手で、正確無比の腕を誇る
性格はかなり脳天気。豪快で、成るようになる主義。神父にあるまじき言動が多く、
異端審問所でも異色の存在らしい。

シルヴァー・ブレット SILVER BULLET【人名】
《神鎗》
パウダーガンの名手にしてその頂点に立つ者。年齢、性別ともに不明。現在行方不明。失踪の原因となった事件については、誰も明らかではない。

ジン・スティンガー GIN STINGER【人名】
賞金稼ぎ。パウダーガン使い。本名:駒嵐仁之丞(こまあらし・じんのすけ)
愛銃
《ブラックホーク・ディオ・ファイア》。愛車《イケヅキCR−X》
純血日本人。21歳。男。
身長:177p 体重:64s 髪:黒 瞳:黒
次期
《神鎗の候補者として、教皇シクトゥス13世の勅命を受け、シルヴァー・ブレットを追う。トレードマークはテンガロン・ハットとサングラス。長髪。左頬に三条痕。愛煙家。かなりの酒飲み。アドリブと美女に弱い。祖父は武器職人。両親は死亡したという事になっているが、本人もよく知らないらしい。
パウダーガンの師匠は、ジャバー・ウォックという謎の人物。彼の示唆でプレミオーロを目指した。
いわゆる単細胞だが、ある意味用心深い男。正義感は強いものの、モラルにこだわり過ぎて行動力が欠けるとか、自問自答のクセがあるようで、パウダーガン以外に何の自信もない経歴のようだ。
典型的日本人だな〜。

スレイプニル22F【バイク】
ミスティ・サファイアの愛車。
イタリア・ドゥカティ社が開発したオートバイ。7段リターン、セミオートマティック。水冷4サイクルV型2気筒。総排気量2199CC、最高出力255ps、予備燃料は太陽電池式バッテリー。元々ヴァティカン軍部で使用されていた。名称の由来は北欧神話のオーディンの愛馬スレイプニルから。禍々しい名前にぴったりのいかついオンロード・オートバイだ。

《聖水》(アクア・サンタ)【飲物】
アクア・ヴィータ(生命の水)とも呼ぶ、モジトのミネラル・ウォーター。水源は、領主クロウ家が握っている。高価なものなので、住民は買えず、クロウ家の生活排水などを利用して《聖水》の御利益に預かっている。《聖水》を飲まなかった者がギガントになる、という噂もあるが、真偽の程は不明。→第1

セヴンス・ジェノサイド条約【法律】
第七次《集団殺害の防止及び処罰に関する条約》。二十世紀半ばに国連で採択された《集団殺害の防止及び処罰に関する条約》から約百五十年後に制定された国際条約。世界は紛争と大規模な戦乱の度にジェノサイド条約を改正してきた。この回で、更新されたのは、集団虐殺使用目的で開発された兵器の撤廃、回収、製造禁止をAランク(民間標準生活区域)まで広げたこと。

セノビオ・サウザ SENOBIO SAUZA【人名】
元パウダーガン使いで、ヴァティカン名誉聖堂騎士。
ユダヤ系メキシコ人。80歳。男。
ミスティ・サファイアの剣の師匠であり、家庭教師でもあった。現在は引退してポジターノの別荘に住んでいる
→第7・8話

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