【研究書】 『山内容堂のすべて』 (山本大著・新人物往来社 1994年)
「鯨海酔侯」山内容堂ほど多彩な行動をした人はなかなかいないでしょう。政治、外交はいうまでもなく武術にすぐれ学問に長けた人物で、司馬遼太郎の『酔って候』はあまりにも有名ですが、この本を読めば一層関心が深まります。非常にドラマティックで小説的な人物であり、この人を知らずしてな幕末は語りえません。
【小説】 『幕末気分』 (野口武彦著・講談社文庫 2005年)
巻末解説で黒鉄ヒロシ氏が語っていますが、歴史の裏側を味合わせてくれる珠玉の短編集。著者は研究者であられただけに、幕末における遊兵隊、井伊直弼と長野主膳との関係、吉原騒乱の事情、彰義隊など普段われわれが幕末というとよく目にする題材以外の視点から書かれた物語ばかりです。
【小説】 『酔って候』 (司馬遼太郎著・文春文庫 2003年)
山内容堂を一躍アンチヒーロー的主人公にした司馬遼の幕末代表作ですね。出だしといい、容堂のはっちゃけた性格の描き方さすがに司馬遼と唸りたいです。同収に伊達宗城、鍋島閑叟、島津久光らの物語がありますがやはり表題作があっけらかんとして好きですね。
その他幕末関連・武道関連
資料集目次へ戻る ページTOPへ戻る サイトTOPへ戻る
順不同で簡単なレヴューを載せています。