第二十一話
 〜叛逆の暗天使 Vivo per la tua morte〜
(前篇)


第二章 天使が棲む町 FOR THE TASTE OF KILLING  
 
 (1)

 サン・タルカンジェリスという町は、アラムートから西北へ。距離にして七百キロメートル余りを費やす場所にあった。
 緑は多くないが、然程乾いた土地ではなく、初秋も終わりを告げる今時分には、樹木が果実もたわわに枝を撓らせていた。
 此処はムスリムの多い町ではない。一部、そういった人間も住んでいるが、すっかり十数年前からヴァティカンの支配するところとなっていた。町には教会がある。教区としては規模は小さいもので、恐らくは隣接する幾つかの町を含めて司教が統括するのだろう。
 何故なら、早い話が町唯一の教会には、司祭どころか助祭もいなかったのである。
 埃を被った祭壇が、礼拝堂の奥に鎮座していた。
「ふん。《聖大天使町》、とはまた大仰な由来の名前だが、その割にはお粗末な教会」
 嘆息を漏らしたのは、ジョー・クリサンスマムだった。ジョーが見詰める祭壇は、驚くほど古びた紅いビロードが掛けられていた。
「うわー。こりゃまた随分荒れてるな。いったい、いつからこんな状態なんだ?」
 ジョーの問いかけに、女が振り返った。若い女は、黒髪をひっ詰めて化粧っ気のない顔を、ジョーに向けた。日に焼けていたが、整った理知的な顔立ちだった。格別の美人では無く、むしろ地味だ。だが、そばかすの跡さえないきめ細かい肌と、澄んだブルーアイズは魅力的ともいえた。少々唇の厚みのバランスが悪いものの。
「三ヶ月というところですわ」
 女は涼やかな声で、答えた。
 この町の若き町長は、この女だった。エヴァ・スプモーニという。エヴァは、歳には似合わない鋭い縦皺を眉間に寄せて、憂い顔を作った。
「町でたった一人の神父が殺されてからは、教会もこの通りなんです」
 エヴァが見上げる天井を、ジョーも倣って見上げた。薄日が差す空気の中を、埃が深海プランクトンのように漂っていた。
「告解に来る者もいなければ、誰もお祈りにも来ないか」
 ジョーは呆れて言った。信仰心云々を言うのではなく、ヴァティカンの威光も浸透し切ってはいないのが嘆かわしい。かといって、ジョーは政治的聖職者の肩を持つわけでは無かった。
「こんなに立派な教堂があって、鐘楼もあるのに」
「後任の者が来ないのです。恐ろしがって…」
 エヴァは、そこで口を噤んだ。
 顔色に変化が見られた。若い女町長の顔に恐怖の色が甦ったようだった。
「此方へいらして下さい」
 と、エヴァは更に礼拝堂の奥へ歩いた。祭壇の奥に聳える大きな十字架を、エヴァは示した。ジョーは、鈍色に鍍金された真鍮の十字架を見上げる。ところどころ錆が目立つ銀黒の十字架には、新しい染みが付着していた。それは、真鍮自体が腐食されて出来たものでも、鍍金が剥がれたものでもなく、人の血と思われた。
「酷いもんだな」
 ジョーは呟くように言った。エヴァは嘆息を吐いた。
「神父は此処に磔にされていたんです」
「まるでイエスだな」
「違いますわ。まるでイスカリオテのユダのように、首縊られて…腹部を裂かれ、内臓を垂らしていました」
 エヴァはそう言いながら、口元を押さえた。現場を見たのだろうか、とジョーは思った。尤も、ユダはイエスを裏切った己を恥じて自ら死んだのであって、殺されたわけではないとも言うが。
「犯人は捕まっていないんだな、まだ」
「ええ。恐らくはムスリムの連中だと、町中では噂ですけども」
 エヴァは躊躇いがちに言った。礼拝堂の扉が開いた。
「違うよ」
 少年の声が、二人の会話を遮った。逆光で見る少年は、まるで少女に見紛う程の長い髪に華奢な手足が印象的だ。
 少年は大股に歩み寄った。自身ありげな瞳は炯々と光る黒い鏡のようだった。流れる真っ直ぐな髪は黒く艶やかだ。年の頃は、十三、四歳といったところか。装えば美少女にも見えるだろう。
「アンドレア」
「姉さんの本当の意見を述べた方がいいよ、この際」
 アンドレアと呼ばれた少年は、愛らしい声できっぱりと己の意見を言った。「姉さん」という呼び掛けが無ければ、少年とエヴァに血縁関係があるとは、ジョーにも判らなかった。それ程、平凡な顔立ちの姉に比べて、弟は抜きん出て整った中性的な美を醸し出していた。
「『呪い』なんだよ」
 アンドレアは薄い笑みを浮かべて言った。
 少年の喜色に反して、姉は顔色を変えて頭を振った。
「『呪い』とはまた前近代的だな」
 ジョーは皮肉ではなく、真顔で答えた。
「昔語りだそうだよ。一世紀以上も昔に、この村の連中が一人の旅人を見殺しにした『呪い』だって…」
「おやめなさい」
 アンドレアの言葉をエヴァの厳しい声が遮った。単なる叱咤の声音とは思われなかった。むしろ、何処かに怯えや恐怖を感じさせる響きがあった。
 それでも少年は、ジョーの顔を見なかったら止めていなかっただろう。ジョーは無関心極まりない顔付きで、二人を眺めている風情だった。
「判ったよ、姉さん」
 アンドレアは不承不承、分を弁えて引いた。
「小賢しい事を言うもんじゃないわ」
 エヴァは溜息を吐き、ジョーを見遣った。見ると、懐から何時の間にか取り出した紙巻タバコを咥え、今まさにライターで火を点さんとする所だった。エヴァの目が、やにわに厳しく光った。
「あなたは聖職者なのに、礼拝堂でタバコを吸うおつもりなの?」
「いや、まぁ。礼拝堂だろうが草叢だろうが、祈る気持ちさえあれば信仰心には変わりないのと一緒で。タバコだって…と言いたいところだが、あんたのような美人に言われたら、とりあえず謹んでおこう」
 ジョーの軽口に、エヴァは顔を顰めた。だがそれは、恥じらいのある風情といっても過言ではなく、却ってジョーは好感を持った。年齢にそぐわない少女っぽさを持ち合わせているらしい。
「ナヒチェバンへはお急ぎですか?」
 エヴァは控えめに尋ねた。
「いや、急いでもあり、急いでなくもありってトコだが」
「兎に角、あなたさえ宜しければ、暫くこの教会に逗留してやって下さい。次の司祭が配属されるまでの間ですけれども」
 エヴァはわざとそっぽを向いて言った。若い女町長の横顔には、影が落ちていた。
「戻りましょう、アンドレア」
 エヴァは弟を促して、礼拝堂を出た。去り際に少年は振り返り、ジョーに微かな笑みを送ったようだった。
 まったく天使のような表情だ。とはいえ、実際に天使がどうなのかは、ジョーが想像する限りの話だが。
「…よしてよ」
 少年の呟きは、ジョーに届いただろう。だが、ジョー自身はそんな言葉は聞き流して、漸く本日最初の一服にありついたのだった。
 
 暗いバールの片隅に陣取っていた男達が、新参者の様子を頻りと伺っていた。
 新参者とは、つまりジョー・クリサンスマムとジン・スティンガー、そしてピーチィ・フィズの事だった。町にはこのバールを含めて三軒しか飲み屋は存在しない。昔はその五倍はあった筈だが、ここ数年でめっきり減った。それは、町の人口が減るのと正比例の関係なのは、言うまでもない事実だった。
「物好きだな、あんた方」
 と、濁声(だみごえ)がジョーの頭の上に降り注いだ。灰色の髪に生暖かい空気がそよいだ。
 ジョーは顔を上げた。痩せて頬の赤黒い中年男の姿があった。吊り上った目をしていて、男はモンゴ、と名乗った。
「運送屋をやってる。町長の家には毎日のように出入りするんでね」
「ほう」
 ジョーは、モンゴの視線が粘るのを認めた。生業は兎も角、何処か卑しい雰囲気の男だ。ジョーもいえた義理ではないが、少なくともまともな親に育てられたという自負はあった。
「あんな教会に泊まるなんて、随分肝が太いのか何も知らねえのか?」
「お嬢さん…いや町長の斡旋でね。前の神父が死んで三月も放りっぱなしってんで、見に行ったらオレもさすがに断り切れなくてねぇ」
「知り合いか何かかい?」
 モンゴは疑念をちらつかせた。
「まあ、遠い縁だが。オレの同僚の遠縁にあたる人間が、前町長に世話になったらしいんで」
 殆ど自分とは関係ないのに、厄介事を押し付けられたのだ、とジョーは思っていた。だが、モンゴをはじめ、其処に居合わせた面々はかなり納得したようだった。実に、田舎の人間とはそういうものであるらしい。血縁だとかいう類の言葉に弱いらしい。
 だが、ジョーらと同じ丸テーブルに座っているというのに、ジン・スティンガーの心地は酒場の中には無かった。
「ぶつぶつ…」
 安いバーボンを、ツマミも無くストレートで飲みながら、ジンはいつしか考え事に没頭していた。
 一見、脳天気お気楽人生を謳歌しているようにしか見えないこの男こそ、実は悩み多き人間である。その大半は気を揉むだけ馬鹿らしい事だったが。
「ドットーレ・ブールヴァルドなら、もう此処にはいないわ。アラムートにはね」
 という女巡検使ミスティ・サファイアの言葉を聞いた時、ジンは銃創の痛みも忘れてベッドを転がり落ちた。
「どういう事だよ、それは?」
 思わず食って掛かるジンの両腕を鬱陶しそうにもせず、ミスティは何処か他人行儀な口調で答えた。
「事情は判らないわ。兎に角、ローマへ戻ると聞いただけよ」
「あんのヤロウ。オレには何も言わずにか」
「寝てるのを叩き起こすのは忍びない、と言ってね」
 ミスティの言葉に嘘はないだろう。だが、「忍びない」などという言葉など、ジンは未だかつて相棒自身の口から聞いたことはなかった。一瞬、耳を疑ったほどだ。
「はぁ?アイツ、頭でもおかしくなったのか?」
 相方といっても、四六時中顔をつき合わせているのではない。同じ宿に泊まる必要も無ければ、食事をするでもない。お互いにそういうスタンスだったので、アーチが不意にいなくなろうが、今までどうという事は無かった。
 どうせ、また酒場で飲んでて引っ掛けた女のところに宿代わりにしけ込んでいるのだ、くらいに。
「ローマ、ってことはヴァティカンに、何しに?」
「知らないわ」
 ミスティはあっさりと答えた。それも偽らざる言葉だと、傍で見ていたジョー・クリサンスマムも悟った。
事実、何をしに戻るのか、ミスティは片言隻句も聞かされていない。聞いたところで、あの男が本当の事を語るかどうかも怪しい。
 ジンは渋々、またベッドへと戻った。ミスティは、黙って部屋を出た。
 それだけの出来事だった。
 むしろ、ぶうつく垂れていたのはピーチィ・フィズだった。アーチがいないと途端に愛想が悪くなった。「あんな顔と頭脳と口先だけの男の何処がいいんだか。パウダーガンはノーコンだし、酒には弱いし。おまけに女にだらしない」と、とジンは悪態吐いて見せたが、それも何処と無く侘しかった。
 言ったところで、倍になって返ってくる悪口もないのだ。
 そうして、相方がいない旅路はおよそ三週間余になる。
 パルメット・ソノーラは、ジン達がアラムートを出る時も、まだ身動きが取れる状態ではなかった。想像以上に深手を負っており、それが為に彼等の本拠地であるナヒチェバンへの帰還は先延ばしと見込まれた。
 ソノーラは、ジンにある伝言を託した。
「ナヒチェバンには、既にアラムートの出来事が伝わっている。恐らくは我々が目の当たりにした真実そのものではあるまい。そのつもりでいる方が賢明だ。ヴァティカンと《上層都市》の連中の介入があったとなれば、真っ先に矛を向けるのは…判っているだろう?」
「オレはヴァティカンの人間じゃない」
 半ば投げ遣りな気分で、ジンは答えた。ソノーラの眸に、その時激しい怒りに似た感情が点った。
「危険に晒されるのは、お前自身だけではない。お前の相棒は、とりわけ《千年の孤独》に関わったのだからな…」
 その言葉が、ジンの心を暗く満たした。
 ソノーラが言うよう、イスマイリ派の本拠地を壊滅させてしまったのは事実だ。そうなると、最早内部で『長老派』だの『急進派』だのと、仲間割れをしている場合でなくヌォーヴォ・ニザリ教団自身の存亡に関わる。
「声高には言うことではないが、ニザリは何時でもヴァティカンの踝を狙っている」
「オレらがその踝に噛み付く切っ掛けを作ってしまった、ってことか」
 ジンは愕然となって、言った。
「作らされた、という解釈も出来る。何者かの計略に拠ってだ。だが、一部の思惑など大多数の人間が図る由も無い。事実は決して消去出来ないし、巻き戻しも出来ない」
 ソノーラは、苦しげに咳き込んだ。まだ傷めた肺が、元傭兵隊長の呼吸を荒くさせていた。
「兎にも角にも、今度の件はお互いに紛争の種を芽生えさせてしまったのに変わり無い」
「やってらんねえよ。何でだよ?」
 今更言っても仕方の無い事だったが、ジンは自分の膝に握り拳を押し付けた。余計な事に首を突っ込んでしまった、くらいの生半可な気分では許されない、という焦燥感があった。
「またぞろ戦争でもおっぱじめる、ってのか?」
「それは性急だが。何れにせよ、私にも重大な責任がある。それ故に、お前には私からの伝言を彼等本部に正しく伝えて欲しいのだ」
 そうして、ソノーラはジンに一通の封書を手渡したのだった。
 ジンは革ジャンの内ポケットの上に掌を押し当てた。ソノーラから預かった手紙の、かさかさした感触が衣越しに触れた。
「くそ。不味いな、この安酒。混ぜモンでも入ってんじゃねえか?」
 ジンは独りごちた。幾ら飲んでも飲んでも、もうとうに一瓶は開けているというのに、ほろ酔いにすらならない。何ていう薄い酒だ。

「どうした、顔色が悪いじゃないか、お嬢さん」
 そう言った瞬間に、ジョーは横っ面を張り倒された。
「おいってー!」
 右頬を押さえる。殴った相手は左利きだった。
「特務巡検使、と呼びなさいよ。このインチキ異端審問官!」
 ミスティ・サファイアは鬼気迫る表情で言った。美女が怒ると、仄かに上気した肌が匂い立つ。それにしても、傲慢過ぎる女の態度だが、ジョーは腹も立たない。部署は違えど、役職の上では一回りも年下の彼女の方が上官に位置するのだ。
「えらく荒れてるじゃないか。もしかしてアレか?」
「余計なお世話。一体何の用?アナタはさっさと、『任務失敗』の報告書でも書いて、当局へ戻ったら?」
 つっけんどんなミスティの言い草に、ジョーはへいへい、と頭を掻いた。全く神父らしからぬ風体だ。
「失敗つーかね、何とも言えないね。あんなんじゃな。しかし、キミの方こそ泣かされるぞ、これから。城塞があんな事になっちまって、今更どうするもこうするもないがな」
「正念場ってところでしょうね」
 と、ミスティはまるで他人事のようにぶっきらぼうに言った。
 ジョーは背後を見た。ドアは、きっちり閉めた筈だった。ジンがいる寝室だ。アーチレリー・ブールヴァルドの不在を告げると、直ぐにミスティは部屋を出たのだった。それを追うようにして、ジョーが部屋から吐き出される前から、ミスティは一発殴ってやるつもりだった。
 ジョーは、頬を擦り擦り、ミスティの背中を無理無理に推し進めた。階段の踊り場まで進むと、ジョーは懐からダンヒルの一本を取り出した。
「…何よ?」
「いや。あんた、ローマへは行かないのか?」
「事後報告をしにね。でも、その前にやる事が随分とあるわ」
 ミスティは、言った。ジョーは咥えたタバコに素早く火を点けた。
 ジョーの言わんとすることは、充分以上に判っている。
 アーチレリー・ブールヴァルドが丸腰に近い状態でローマへ戻るという事は、つまり虎穴に頭から突っ込むような行為だ。
「今更此処で言ってみても、しゃあないことだが、あのスタンレーがチクろうがチクるまいが、ドットーレ・ブールヴァルドが《千年の孤独》を復活させるに一枚噛んだのは事実だ。とうに中央には知れ渡ってるだろう、内密裡にだが」 
「そうね」
 ミスティは茫漠と答えた。
 ジョーは唇にタバコを貼り付かせて、あんぐりと口を開けた。
「そうね、ってあんた簡単ね。エライ事じゃないか。どういう処遇になるかは判らんが、只じゃ済まないぞ。おじさまは、サフィール卿は何にもしてくれないのか?こういう時の七光りってヤツだろ」
「失敬ね」
 ミスティは、険しい目付きでジョーに向き直った。
 優雅な手付きで、ミスティは素早くジョーのタバコを奪った。
「七光り、ってのに怒ったんじゃないわ。アナタこそ、いい加減本当の事を言ったらどうなの?」
「はぁ?」
 ジョーはまたしても、阿呆面を曝け出した。これは、彼独特の一種のポーズにして威嚇かも知れない。ミスティは、ジョーの無精髭面をしげしげと眺め回した。目の前に煙を昇らせているダンヒルをかざす。
「つくづく食えない男ね。アナタ、アーチの監視役なんでしょう?」
 ジョーは、一瞬ぽかんとなった。
「彼が伯父貴から仰せつかった仕事をキチンとこなしているかどうか、チェックしてるんだわ。どう、上手くいってる?」
「おいおい、憶測もいいところだぜ」
 だが、ミスティは不審顔を変えない。
「それならとうの昔から付回してるがね。それに、会ったのはあの時、あの村が初めてだ」
 ジョーは自分の顎を撫でた。無意識に苦笑が浮かんだ。
 可笑しいのではない。余りにミスティが、正直過ぎるからだ。惚れた男を屁とも思わない顔でパウダーガンで撃ってみたり、かと思えば、今度は気が動転しているのが見え見えな程に心配したり。それを当たり散らされて笑っているジョー自身は、いい面の皮だが。
「笑ってる…」
「や。そりゃ違う!オレが請負ったのは、そんな役目じゃない…っと、あわわ」
 ジョーは慌てて口を噤んだ。だが、既に遅い。ミスティの左手は、摘んだタバコの火口をジョーの鼻先に突き付けていた。
「白状しなさい、でないとアナタは《赤鼻のジョー》って呼ばれる羽目になるわよ」
「ハハ…」
 ジョーの額に、脂汗が滲んだ。熱いのと痛いのは御免蒙りたいところだ。美女の熱い抱擁なら大歓迎だが。
 第二章(2)へつづく

Go to NEXT STORY

Back to the last story

Back to the top page